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ストロー型複数憑依器1

※タイトルを変更して文章を微修正していますが某所に載せているのと同じ内容です。
「ほ、本当に皆『僕』なの?」
「疑り深いなぁ。」「『僕』の身体なんて初対面のなのに。」「女の子が『僕』の目の前で。」「こんな格好するわけないだろ。」
 今、僕の部屋にはクラスメートから初対面の子まで、色んな女の子がいる。共通しているのは、皆下着姿で自分の身体を弄っていること。皆、僕の好みの容姿であること。

 そして、全員『僕』に身体を乗っ取られていることだ。
 
………
……

 
 昨日、学校から帰宅中に見つけた露店。そこの美人な露店商が売っていた、シャボン玉ストローの様な道具。
 見た目のわりに男見たいな喋り方で言うには、息を吹き込めば先端から自分の意識をコピーした「もの」が包まれた泡が出て、それを飲み込んだ人の身体を乗っ取る代物らしい。
 他も似た様な商品ばかりだったが、余りの胡散臭さにその場を去ろうとした。
 が、露店商の「毎度ありー」という言葉が聞こえて来たのと同時に意識を失った。
 
 
 で、気がついたら自分の部屋の中でストローを握りしめていた。
 床には空っぽになった財布と、やたら分厚いストローの説明書が置いてあった。
 
 
 こんな事されたら信じるしかない。僕は念入りに説明書を読んだ。
 使い方や効果は女性の言っていた通り、このストローに息を吹き込むことで自分のコピーを『泡』にして、それを飲み込んだ他人を乗っ取ることができる。
 また、ある程度コピーが身体と馴染むと、元の身体を上位にして手に入れた身体と意識を同調させる事が可能になるらしい。
 ただし、説明書によると一度に使えるのは個人差が激しく2~6人分、年に2回程しか使用できないとの事だ。もしそれ以上使ってしまうと、本人の負担が強く、命への危険性あるらしい。
 一応、ストロー自体が制御してくれるので、息を吹き込めなかったら限界になっているとの事だ。
 他にも初回使用者以外の人が使わないようになるオートロック機能や、何故かツ●ッターとの連動機能など、プラスチックストローな見た目とは裏腹にやたらハイスペックだった。
 此処までくると今度は逆に、財布の中身全部だけで本当に足りたのか不安になる。
 実は臓器が何個か無いとかありそうだけど、確認するのが怖いし、いまさら心配してももう遅いだろう。
 
「やっぱりかわいい女の子だよなぁ…」
 年上なら20代、年下ならあまり変わらないくらいが良い。
 あと、出来ればクラスメイトの双葉さんみたいな巨乳な女の人が良い。というか双葉さんが良い。
 
 窓を開け外に顔を出しながら、思い切ってストローに息を吹き込む。
 先端から出たビー玉大の泡が五つ程、空に飛んでいった。
後は何もしなくても自分の分身達が勝手にやってくれるらしいけど…
「地味だ。」
 ただのシャボン玉と変わらない見た目。
「やっぱり僕、騙されたのかな…」
 

………………
 
『どうかした?変な声出してたけど?』
「ううん。何でもないよ。」
電話中の女性が相手に気付かれないように笑った。
 
「すごい…双葉さんの身体を…」
 クラスメイトの双葉さんが鏡の前で自分の身体を眺めている。

「そっちの身体も柔らかいなぁ。」
「でも胸はお前の方がおっきいな。」
 二人の少女がお互いの身体を触りあっている。
 
「凄い…本当に女の子に。」
 近所の女子校の生徒が駅のトイレで呟いた。
 
………
……

 
 目が覚めると何時も通りの自分の部屋だった。
「…夢?」
ただの夢なのか、道具の影響なのか分からないが、僕の分身なら間違いなく双葉さんや夢に出てきた女の子の身体を狙うだろう。
 もし成功してたら、『僕』の事だから今日か明日には見せびらかに来るだろうし、その時にはただの夢だったのかも分かるだろう。
「…うわ」
 パンツが偉いことになっていた…
「…洗濯しないと。」
今日は祝日な上に、両親が共に出かけていて家には僕しかいない。
 なので、身体の乗っ取りに成功した場合は、所定の時間で、一旦全員で集合してから家に来る様に計画している。  
 
 予定時間から少しして、携帯に非登録の番号から着信がきた。
「も、もしもし」
『もしもし?私、わかばって言う名前なんだけど。』
 電話口から大人びた声、初めて聞く声と名前。
「は、はい!僕は」
『言わなくても分かってるわ。』
「あ、そうか。えと・・・」
 この時間に女性からの電話、間違いなく『僕』だと分っている。
 が、分かっててもいきなり女のフリをされたら狼狽える。
『あはは!固くなるなよ。声が違ってもちゃんと『僕』なんだから。』
 自分に笑われた。
『今こっちに5人集まってるけど、これで全員だっけ?』
「う、うん。シャボン玉は全部で5つだったから。」
『分かった。じゃあ今から家に向かうから。』
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No title

これ某所で見かけて好きだったんですが、続き見れなくて残念だったんですよね
またここで見れるということで嬉しいです。楽しみにしてます

Re: No title

> これ某所で見かけて好きだったんですが、続き見れなくて残念だったんですよね
> またここで見れるということで嬉しいです。楽しみにしてます

コメントありがとうございます!今度こそ完結させるつもりですので、これからもご贔屓に
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Author:N.D
TSFで特に憑依が大好物です!あまり更新するか分かりませんが、以前書いた小説とかを載せてく予定です。


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